こんにちは。されんぎです。
真夏日が記録され始めた今日この頃、いよいよエアコンを使い始めたところかなりの異臭が発生…。これはマズいと思い、週末の時間をつかってエアコンのファンを清掃しました。
今回使ったのは”くうきれい”という商品。エアコンの風をつくり出す部分、送風ファンを掃除します。
掃除のイメージ図はこんな感じ(商品パッケージより)。我が家のエアコンは設置以来一度も清掃したことがないので、送風ファンを含めた内部はカビだらけになっていました…。
本商品はAmazonでのレビューや口コミも良好。期待できます。
ただ、泡を洗い流すためのリンスが全く足りないとのことですので、以下の商品も購入しました。
こんな感じでペットボトルに装着し、水鉄砲の要領で空気を中に送り込んで水を噴出します。
ひとセットにまとめるとこんな感じ。
さて道具の準備が整ったところで、早速、作業をしていきます。
はじめに、”くうきれい”に付属している洗浄廃液回収袋を取り付けます。
廃液が大量に出そうだったので、バケツで受け止めることにしました。
準備ができたら、エアコンのコンセントを抜き、さきほどのイメージ図の通り送風ファンに泡を吹き付けます。ちょうど自転車のチェーンに油をさすようなイメージでエアコン内部に泡を注入します。
吹き付け後、30分程度経った後の写真がこちら…。エアコン内部は”闇”ですね…。
さらに、ブラシを駆使して内部を掃除します。エアコンの送風口から手を入れて、ひたすらブラシでファンをこすります。さながら外科手術の様相。無茶苦茶疲れる。(エアコンをバラしてファンを取り出せれば掃除するのも楽なんですが…。)
一通りこすり終わった後の写真がこちら。これは…汚すぎる…。
掃除に使ったブラシも真っ黒になってしまいました。
汚れを浮かせた後は、ひたすら水をかけて洗い流します。
これだけの汚れを”くうきれい”に付属しているリンスだけで洗い流すのは到底不可能なので、冒頭紹介したペットボトルノズルで水を吹きかけます。
※リンスには抗菌作用などがあるようなので、仕上げに使うことにしました。
洗面所とエアコンを往復すること数十回…。
500mLのペットボトルを片手に持って、水を吹きかける作業はかなり腕にきます。
また、途中でエアコン下部の隙間から水が漏れだしてしまうというトラブルも発生。
バケツをもう一つ用意して、漏れ出した水を受け止めるようにしつつ、3時間以上かけてようやくすすぎの作業を終えることができました。
作業を終えた後の廃液の写真がこちら。吹きかけていたのは泡や水のはずなのに…、闇です。これだけのカビが付着したエアコンから送り出された空気を吸っていたなんて、考えたくないですね。
最後に”くうきれい”に付属のリンスをかけて、仕上げとします。
しばらく乾くのを待った後、エアコンのコンセントを入れてスイッチをオン!
無事、無臭の爽やかな風がエアコンから送り出され始めました。
かなり苦労はしましたが、やった価値はあったかなと。
エアコンの内部に対して大量の水をかけていたので、実は内心、起動しないんじゃないかとヒヤヒヤしていていました。幸い、キチンと電装部は避けるようにしていたため、問題ありませんでした。
ただ、この作業全体で1日が終わってしまいました…。体力の消耗もバカにならないので、余裕があれば業者を呼んでやってもらうことをおススメします。
もう二度とこんな作業はやりたくないので、今後は送風ファンに向けて定期的にアルコールスプレーを吹きかけることにしました。ある程度カビの繁殖を抑えられるんじゃないかと思います。
今回はここまで。
本記事が皆様のお役に立てば幸いです。